【お米のスキンケア】江戸時代から続く、日本人の美しさのもと!

こんにちは!

『こめどりーみんぐ〜GIFT & CRAFT Mita〜』(愛称:こめどり)スタッフの仲村です!


みなさんは、スキンケアにどのようなこだわりがありますか?


わたしは、20代まではとてつもなく無頓着でこだわりがなく、30代になってからやっと美容について気にかけはじめたタイプです!


ここ数年は自然由来のものを使うようにしていて、特にお米の発酵エキスが入っている基礎化粧品を愛用しています。


今回は、お米がお肌にどんな影響を与えるのか、どのようにスキンケアに活用されているのかをお伝えします!

 

■日本人の美しさのもとは「ぬか」にあり?!

まずは、スキンケアの歴史に少し触れていきます。

 

実は、白い肌が美しいとされていた江戸時代から、日本人の美容意識は高く、すでに洗顔やスキンケア化粧品が普及していたのだとか。

 

洗顔料として使われていたのが、身近にあり誰でも手に入れることのできた「ぬか」。

「ぬか」を絹や木綿でできた袋に入れて、ぬるま湯に浸したあと、しぼって顔や全身の肌をすべらせて洗っていました。

 

「きめが壊れるから強くこすらない」「熱すぎるお湯ではシワができるため、ぬるま湯で」といったノウハウが記されている書物もあり、美容レベルの高さが伺えます。

 

薄化粧がトレンドだった江戸時代、土台となる肌の美しさを磨くスキンケアの大切さを、日本人はすでに知っていたことに驚きました!



■酒蔵の最高責任者「杜氏(とうじ)」の手の美しさにヒントあり!

近年、改めてお米がお肌に与える影響にスポットライトが当たったのは、日本酒を造るエキスパートである「杜氏」の手の美しさが注目されたから。

 

とても高度で繊細な工程が必要となる日本酒造りは、24時間体制で感覚を研ぎ澄ませながら作業にあたる過酷な環境です。

水仕事も多いのですが、杜氏たちの手は透明感があって美しい方が多い。

 

その理由は、酒造りの工程の中でできる麹に日々触れているからだと言われています。

 

お米の発酵によって生じるビタミンB2をはじめとした、さまざまな成分。

それが透き通った輝かしい肌を育むと着目され、お米のスキンケアは今も発展し続けています。



■スキンケアに活用されているお米由来成分

お米には、ビタミン・ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。

そのため、食べることでお肌の健康をサポートしてくれるんだとか。

 

食べるだけでなく、基礎化粧品などにもお米由来成分が活用されており、体内外から美しさを引き出すものとして注目されています。

 

お米由来成分には主に「コメ発酵液」「米ぬかエキス」「ライスパワーエキス」の3つがあって、それぞれ特徴が異なります。



〈お米由来成分その1〉コメ発酵液

コメ発酵液とは、お米を発酵させて抽出したもので、アミノ酸やビタミン類が凝縮されています。



〈お米由来成分その2〉米ぬかエキス

米ぬかエキスとは、その名の通り、米ぬか(お米の胚芽)から抽出されたエキスです。

ビタミンB群やビタミンE、食物繊維などを豊富に含んでいます。



〈お米由来成分その3〉ライスパワーエキス

ライスパワーエキスは、江戸時代から続く酒造の醸造発酵の技術と、科学的知見を合わせて開発されたものです。

現在なんと36種類もあり、そのうちの13種類が実用化。

 

中でも、ライスパワーNo.11とライスパワーNo.6は、医薬部外品の新規有効成分として、厚生労働省に認められています。

 

ライスパワーNo.11は、「皮膚水分保持能の改善」効果があるとされており、ハリや弾力のある健やかな肌へ導きます。

 

ライスパワーNo.6は、「皮脂分泌の抑制」効果があるため、過剰な皮脂分泌を抑制し、肌トラブルの少ないなめらかな肌へと導いてくれます。



こうして見てみると、昔から日本人に馴染みのあるものだけでなく、新たに開発されたものもあって、お米を扱ったスキンケア化粧品は今でも進化し続けていると感じました!



■お米のスキンケアを取り入れてみませんか?

古くから日本人に愛され、いつも日常の中にあったお米は、今までもこれからも日本人の美しさを体内外から支える重要なアイテムだと思います。

 

これは個人的な感想ですが、先日出会った米ぬか洗顔を使ったとき、想像以上に汚れがしっかり取れて、洗い上がりもしっとりしていたので感動しました!

 

江戸時代から続き、さらに進化を遂げ続けているお米のスキンケアを、たくさんの人に試していただきたいです。

 

こめどりでは、お米の持つ魅力をいろいろな形で発信していきたいという思いがあり、お米のスキンケアはもちろん、お米を原料にした雑貨なども取り扱っています。

 

ぜひ近くにお越しの際にはお立ち寄りいただけると嬉しいです。

 

https://craft-mita.org/

 

【参考】

https://www.excite.co.jp/item/article/rid_Algorithms_228/

https://www.fukumitsuya.co.jp/komekara/article/1971/

https://www.yushin-brewer.com/ricepower/effect/

https://www.partir-cb.com/vilea/26.html

https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/017.html

https://www.yushin-brewer.com/special/okome/vol03/