【イベントレポート】増上寺山内の最古の子院「三縁山廣度院」様とイベントを開催しました。

2024年4月29日、増上寺山内最古の子院である、三縁山廣度院(さんえんざん こうどいん)様にて開催された「廣度院 練塀文化交流会」に出店いたしました。

当日は、400名を超えるお客様に来場いただき、専門家による報告会や、練塀の内部構造の特別公開、廣度院の庭園を楽しんでいただきました。

 

三縁山廣度院は、増上寺を開山した酉譽聖聰(ゆうよしょうそう)上人が、別に隠棲の場所として建てた山内最古の子院です。

 

また、廣度院の「廣度院表門及び練塀」は、徳川家特有の工法で構築された「土塀」が連なっていた徳川家菩提寺の往時の姿を、江戸時代から連綿と残す遺構としての歴史的建造物であり、1998年12月11日に国登録有形文化財(建造物)として登録されています。

 

イベント内では、工学院大学客員研究員の菅澤茂先生(高野山大学特任教授)と廣度院の副住職である西城千珠さんより、廣度院および廣度院練塀、増上寺近辺の歴史について、計3回の講義をいただきました。

 

来場したお客様の中には海外の方も多く、日本の文化や大門周辺の魅力を感じていただくイベントになりました。

私たちこめどりーみんぐは、今後とも日本の良さを発信する活動を続けていきます。