【イベントレポート】アクセサリーづくりを通じて「もったいない文化」を学ぶ!東京学芸大学附属竹早小学校で〈第2回〉特別授業を実施
「いらなくなったもの」とお米をかけ合わせたアクセサリーづくりから学ぶ「もったいない」文化
2026年6月18日、甘酒・雑貨かふぇ こめどりーみんぐ(運営:株式会社ゆいまーる)は、東京学芸大学附属竹早小学校の「たけのこタイム」にて、〈第2回〉特別授業を実施いたしました。
2回目となる今回の授業では「お米を使ったオリジナルアクセサリーづくり」を通じて、日本に古くから根づいている【もったいない文化】について、小学5、6年生の子どもたち14名と共に学びました。
子どもたちには、家にある「本来の価値がなくなったモノ」を持ち込んでもらい、それを材料にしたオリジナルアクセサリーづくりを実施。
「本来の価値がなくなったモノ」でも視点を変えるとまた新たな価値や魅力が生まれることを体験を通じて伝えていきました。
授業の冒頭には、SDGsの浸透と共に年々注目されている「アップサイクル」に関する取り組みをクイズ形式で紹介。パイナップルの皮や消防ホース、トラックのホロからできている鞄や、海洋プラスチックからできている椅子やサングラス、ペットボトルからできている靴など、世界各国にあるアップサイクル商品について学びました。子どもたちの前のめりに答えを考える姿が印象的です。子どもたちからでてくる素材のアイディアも面白く、子どもたちの柔軟な発想には驚かされました。

私たちが伝えたかった、暮らしに根付く「感謝の気持ち」
アクセサリーづくりの後には、「もったいない文化」と題し、古くから日本に伝わる暮らしの知恵やモノに対する姿勢についての講義を実施。
「もったいない」という言葉は日本語にしかありません。
英訳しようとしても意味を直訳することはできず、外国籍の方にも「mottainai」で伝わるとされている言葉です。
英訳したくてもしきれない、「もったいない」という言葉に込められている意味や背景に込められた「日本らしさ」を子どもたちに伝えました。
日本では古くからモノを大切に、繰り返し使うという生活が根付いてきました。
例えばお着物が破れてしまったら、端切れを当て縫いし繰り返し利用したり、子ども用のサイズに縫い直して使用します。さらに使い古したら、座布団や肌着に変え、最後には細かく切り縫い直し、雑巾として活用していました。
お米に関する暮らしの知恵を例にとると、米ぬかはぬか漬けや掃除の道具として、もみ殻は肥料として、藁は草履やしめ縄、屋根として…お米を収穫し食卓に並べる間にでる材料を様々な用途に活用してきました。
こうした取り組みの背景にあるのは、環境保護や石油高騰などの事情ではなく、「感謝の気持ち」です。
私たち日本人は、八百万の神と言って、古来からモノや自然には神様が宿っていると信じ、モノや自然に対して敬意や慈しみをもって接してきました。
米などの作物や木をはじめとする自然の「命」、それらの命からつくられた「モノ」、そしてそのモノがつくられる過程にいる「人々」への感謝の意を大切にしているからこそ、「もったいない」といい、自然やモノを大切に生活してきたのです。
子どもたちがこうした感謝や慈しみの心を持ち、目の前のモノや自然、そして食材を大切に日々過ごすきっかけとなっていたらと願っています。
次回は「和菓子づくり」を通じて、四季の美しさを伝えます
7月2日に第3回目となる授業を実施予定。
次回は日本の伝統的な和菓子ねりきりを、米粉を使用して制作します。
和菓子には四季折々の意味やデザインがあり、それぞれに想いが込められています。
世界中を見渡しても四季がある国は多くありません。
四季の移ろいを重んじて、俳句や短歌、お菓子など生活の一部に取り入れ、季節を楽しむ心を持っている日本特有の文化について、子どもたちと学んでいきます。
子どもたちと交流しながら共に学ぶ時間を通じて、私たちスタッフも、日本の文化について改めて向き合い、考える時間や体験をいただいており、非常にありがたく思っております。
貴重なお時間をいただきました東京学芸大学付属竹早小学校の山田先生、生徒の皆様、本当にありがとうございます。
次回の授業もよい時間になるよう尽力してまいります。
子どもたちの自由で柔軟な発想から、どんな和菓子が生まれるのか、今から私たちスタッフも楽しみにしています。
キャリア教育の講師依頼・特別授業の開催について
甘酒・雑貨かふぇ こめどりーみんぐは、 全国の小・中・高等学校や自治体、教育関係者の皆様からのキャリア教育に関する講師依頼を積極的に受け付けております。
今回の東京学芸大学附属竹早小学校での事例のように、食育とキャリア教育を掛け合わせた体験型授業や、女性起業家による特別授業として、起業・パラレルキャリア・多様な生き方をテーマにした講演など、ご要望に合わせた柔軟なカリキュラムをご提案いたします。
子どもたちに、食の素晴らしさや、未来を描くワクワク感を届けるお手伝いをさせていただきます。
ぜひお気軽に下記からお問い合わせください。
https://craft-mita.org/pages/contact
今後も、こめどりーみんぐは、親子の学びと日本の豊かな未来をつなぐ取り組みを全力で続けてまいります。
こめどりーみんぐ 公式HP: https://craft-mita.org/
島袋尚美 公式note: https://note.com/naomismb