
梅雨時期のだるさ対策に|甘酒×発酵調味料レシピ
梅雨の季節。空はどんより、気分もなんだか重たくて、体もだるい……。
そんなときこそ、毎日のごはんで自分をととのえてあげませんか?
湿度が高くなる梅雨時期は、自律神経が乱れやすく、消化機能も低下しがち。食欲がわかず、冷たいものに手が伸びるけれど、実は内臓が冷えてだるさが悪化してしまうことも。
そこでおすすめなのが、やさしい甘みと自然の力で体を内側からサポートしてくれる「甘酒」×「発酵調味料」の組み合わせ。
手軽にできて、体も心もほっと癒されるご褒美レシピを紹介します。
甘酒×発酵調味料で“ととのう”習慣を
甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれる発酵飲料。
米麹由来の自然な甘みと豊富な栄養素が、腸内環境を整え、疲れた体をやさしく癒してくれます。さらに、味噌や醤油、塩麹、酢などの発酵調味料と組み合わせれば、消化を助け、代謝を高める効果も期待できます。
日々の食卓に、無理なく取り入れられる“整えレシピ”で、梅雨のだるさに負けない体づくりを始めてみませんか?
レシピ① 甘酒×味噌の「ほっこり鶏そぼろ」
材料(2〜3食分)
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鶏ひき肉:200g
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甘酒(無糖):大さじ2
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味噌:大さじ1.5
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しょうが(すりおろし):小さじ1
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醤油:小さじ1
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ごま油:少々
作り方
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フライパンにごま油を熱し、しょうがを炒める。
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鶏ひき肉を加えて中火で炒め、色が変わったら甘酒・味噌・醤油を加える。
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汁気がなくなるまで炒め、完成。
→やさしい甘みとコクでごはんがすすむ一品。冷蔵保存で作り置きにも◎。
レシピ② 甘酒×塩麹の「彩り野菜の和えサラダ」
材料(2人分)
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お好みの野菜(パプリカ、きゅうり、にんじんなど):各適量
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甘酒:大さじ1
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塩麹:小さじ1
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ごま油:小さじ1
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白ごま:適量
作り方
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野菜は食べやすい大きさに切り、塩もみして水気をしぼる。
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甘酒・塩麹・ごま油を混ぜたドレッシングで和え、白ごまをふる。
→発酵調味料のうま味で野菜がぐんと美味しく。食欲がない日にもぴったり。
梅雨の不調に、食からやさしく寄り添う
気候の変化に敏感な梅雨の時期は、無理せず、自分を甘やかすくらいがちょうどいい。
腸から元気をサポートする甘酒や発酵食品を、暮らしの中にそっと取り入れることで、体も心も軽やかに整っていきます。
「今日はちょっと、いたわってあげよう」
そんな気持ちで、台所に立つことも立派な“自分へのごほうび”。
この季節ならではの不調に、やさしく寄り添ってくれる、発酵のちから。
ととのえる食習慣で、梅雨を心地よく乗り切っていきましょう。